2024年9月28日と29日に行われた「第65回全日本病院学会㏌京都」において
ランチョンセミナーを開催しました(当協会は9月29日)。
今回のテーマは「外国人看護師が日本の地域医療を救う!共に働くポイントとは」。
当協会の目的とこれまでの実績、そして外国人看護師を採用し共に働くうえで工夫
すべき点を中心に講演を行い、50名を超える方々にご参加頂くことができました。
本セミナーを通してできたご縁を大切にし今後に繋げていきたいと思います。
医療人材国際交流会からの最新情報をお届けします
2024年9月28日と29日に行われた「第65回全日本病院学会㏌京都」において
ランチョンセミナーを開催しました(当協会は9月29日)。
今回のテーマは「外国人看護師が日本の地域医療を救う!共に働くポイントとは」。
当協会の目的とこれまでの実績、そして外国人看護師を採用し共に働くうえで工夫
すべき点を中心に講演を行い、50名を超える方々にご参加頂くことができました。
本セミナーを通してできたご縁を大切にし今後に繋げていきたいと思います。
今年も看護クラスのOBOG会を開催し、看護師として第一線で働く卒業生14名が母校に集ってくれました。限られた時間ではありましたが、第一部では卒業生のみでグループに分かれ、悩み事相談や、実際に病院で働くことについての情報交換を行いました。第二部は交流会と称し、在校生も交え在校生が先輩たちのために作ってきた料理や、ケータリングを味わいながら楽しく過ごすことができました。在校生にとっては看護師として働く憧れの先輩たちの話を聞くことができ、大いに刺激になったようです。
参加してくれた卒業生からは「久しぶりに学校に帰ってこれて楽しかった!」「悩みを話すことができて心が楽になった」という感想も聞けたので、いい息抜きになったのではないかと思います。今後もこのような機会を大切にしていきたいと思います。
実務者ルートで介護福祉士国家資格を目指す、当協会会員学校が支援する特定技能生15名が見事合格しました!おめでとうございます!
国家試験支援担当者は、「介護学生のほとんどが母国で看護大学に通っていた方たち。医療知識はあるので、さらに多くの合格者が出せるようサポート体制を見直し、今年度の試験ではさらに多くの合格者を輩出したい」と反省と抱負を語りました。
今年度からは介護福祉士国家試験対策講座も開講予定。来年の試験が楽しみです。
2月25日にアルカディア市ヶ谷で開催された第18回東京都病院学会のランチョンセミナーに当協会の職員が登壇させていただきました。
当協会の概要にはじまり、グループ日本語学校の教員から日本語学校における看護教育について講演を実施。協会会員施設様からも介護の外国人材についてお話いただきました。
最後にはグループ日本語学校を卒業し、現在看護師として勤務する卒業生に「コロナ禍から現在に至る心境の変化について」の話がありランチョンセミナーは幕を閉じました。
この度、新たに11の施設会員様がB会員に入会されました。
グループ校の学生である張子燦さんが、日本語診療能力調査を受験し、見事来年2月の医師国家試験受験資格が認定されました。
上記調査は、母国で医師免許取得または医科大学を卒業している外国人が日本で医師国家試験を受験するために必要な調査項目です。言葉の壁を乗り越え見事受験資格を手に入れた張さんにお話をお伺いしました。
・母国ではどのような経歴を積みましたか。
中国で大学、大学院を卒業後、腫瘍の専門医になりました。研修医として3年病院に勤務していました。
・なぜ日本で医師国家試験を受験しようと思いましたか。
友人が新日本学院を卒業後、日本で看護師として働いていました。その友人から日本の病院での働き方を聞き自分には日本の体制の方があっていると思い、日本で医師になる決意をしました。中国では一度専門を決めて、病院に入職するとなかなか専門・病院を変えることができません。日本では専門も、勤務する病院も比較的自由に変えられるところが魅力だと思っています。
・日本語診療能力調査で苦労した点は?
調査では、日本語で患者さんとコミュニケーションを取りながらその人の症状や状態を見極める能力が見られます。医療の知識というよりは、日本語でのコミュニケーションの能力が重視されている点が大変でした。調査の1か月前からは、授業後に毎日先生と練習を積み重ねました。協力してくれた先生方には感謝しています。
・医師国家試験に向けて一言
試験まであと3ヵ月しかありませんが、限られた時間で精一杯勉強したいと思います!
将来は日本で放射線専門の医師になり、多くのガン患者さんを救いたいと話してくれた張さん。その夢の実現に向けて、2月の試験を乗り切ってもらいたいです。
先生一同応援しています。
担任の植松先生と張さん
広島で行われた学会のランチョンセミナーに協会職員が登壇いたしました。
「外国人医療・介護人材の確保及び入職後日本語教育について」を座長と日本語教員から、そして当校卒業生で現在は看護師として勤務しているファム ティ アイ シンさんも「未来の私」という題材で講演をしてくれました。
日本で看護師として働こうと思ったきっかけや、日本語を勉強する上で苦労した点を堂々と話している姿はとても立派でした。
これからもセミナー等を通して外国医療・介護人材についての理解を深めていただけるよう活動をしてまいります。
7月22日より病院見学会を実施しました。
今年度も病院会員の皆様のご協力のもと、実際の病院訪問とオンラインの2通りの方法で行って頂きました。
この見学会は各病院の雰囲気や特色を学ぶことを目的に毎年行っており、患者様への接し方を間近で拝見した
り、ナースステーション、職員寮、周辺施設などを実際に見ることができる貴重な機会となっています。
また、卒業生との懇談の場を作って下さった病院では、日々の業務で特に心掛けている点や、就職前に習得す
べきスキルをアドバイスして頂くなど、現役の学生たちにとって大変有意義な時間となりました。
病院見学会での貴重な経験と情報をもとに、今秋開催となる第1回看護面接会に臨んでいきたいと思います。
看護クラスの学生たちが卒業の日を迎え、新人看護職員として各病院会員に入職いたしました。
2022年度の看護師国家試験は現役生34名が合格。
合格率は69.4%となりました。
これはコロナ以前に近い水準で、試行錯誤の苦しい時期をようやく抜け出すことができたと感じています。
准看護師試験は受験者全員が合格し、合格率100%を達成しました。
今回卒業した現役生のうち34名は看護師として、14名は准看護師として無事に入職することができました。
また、既に准看護師として働いていた卒業生16名が今回の国家試験に合格。
これまで地道に続けてきたサポート事業が実を結ぶ結果となりました。
卒業生の皆さんが、謙虚さと素直さと真剣さを持って日々成長し、それぞれの職場で活躍されることを心から
祈っています。
10年にわたる看護・介護外国人材の育成・採用・支援での取り組みが高く評価
昨年12月、コロナ禍に中断された海外訪問が再開され、業務提携中、及び新規業務提携を希望するベトナム看護系大学を訪問しました。
5年前に提携を開始したフェ医科薬科大学では、コロナに奮闘する卒業生が大変高く評価されていることを受けて、我々のプロジェクトを大学建学70周年記念事業報告として招待していただきました。その中で、グェン学長からはコロナ禍期間中でも途切れることのない一貫とした支援、特にオンライン日本語支援について、感謝の言葉をいただくことができました。最後には4月来日予定の第6期生がアオザイを着て、私達を出迎え、学生代表が流ちょうな日本語で期待と抱負を語ってくれました。
新規提携を協議してきたハノイ医療短期大学では、協会の10年にわたる看護・介護外国人材の育成・採用・支援での取り組みが高く評価され、入国前の日本語教育、奨学金プロジェクト、学生への就職支援を含む提携が決定し、締結式が行われました。
当協会はコロナ期間中でも、『日本で活躍する医療及び介護外国人人材と、 彼らを活用する日本の医療機関、介護施設を支援する』使命を忘れず、昨年では看護師(准看を含む)71名、介護福祉士(養成校進学者を含む)49名の就職(内定)を実現しました。今後も日本・ベトナム両国間の友好と海を越える医療人材、福祉人材の育成その交流を強化していくことに邁進してまいります。