一般社団法人 医療人材国際交流協会

お知らせ

医療人材国際交流会からの最新情報をお届けします

2019年度 看護部会実施

暦の上では2020年になってしまいましたが、先日、都内お茶の水にて、今年度の看護部会が実施されました。
これまでお会いできた看護部長からのコメントや、アンケート調査等をもとにテーマを絞り、今回は「送り出し機関と受け入れ機関の情報交換をすることで、看護師育成の連携を図る」という目的で実施いたしました。

まずは新日本学院の看護科教員から留学生の自国で学んできたことと現在日本で学んでいることに関する報告がありました。
留学生たちは自国で診療補助が看護だと学んでくる一方、日本では日常生活援助に重点を置いて学ぶといった違いがあるとのことです。
また看護科教員からは、年度のカリキュラム概要と、基礎看護学を留学生に教えるにあたり、どのような点に注意しているかについて報告がありました。
さらに日本語科教員が、N1取得後の日本語授業の一例として、留学生の異文化適応に関する報告がありました。
そして終盤では、外国人看護師受入れに際し、長期休暇許可の目安等、日本人看護師にはない対応について、各会員病院からの質疑応答を交えて話し合われました。
すでに大部分の学生は就職先病院の内定が決まっています。
これから入職する留学生たちが、少しでも長く働けるよう、One teamで取り組んでいきたいものです。

追伸:会議の際にお願いしましたが、会員病院の皆様、臨床実習のご検討をよろしくお願いいたします。